訪問看護の1日

野田 有里加 
(のだ ゆりか)

2019年11月入社
訪問看護ステーションはな小岩
看護師

インタビュー

看護師になって4年になります。看護学校で在宅の実習をおこなったことがきっかけで、
訪問看護に興味をもちました。卒業後、脳神経外科と内科がある総合病院へ就職。
看護師として色々な経験を積み上げた後、「訪問看護ステーションはな」へ。
訪問看護師になりたい、という夢が実現しました。

実習で体験した訪問看護師としての
「やりがい」。

看護学校での在宅実習で、ご利用者様に肺疾患がある方がいらっしゃいました。この方は身体の中の酸素濃度が低く呼吸も苦しいという訴えがありました。どうにかして呼吸の苦しさや酸素濃度の値の改善を在宅でできないか考えました。
思いついたのが、空のペットボトルとストローを利用する方法。ペットボトルに挿したストローで息を吐いたり吸ったりする。たったこれだけ?と思うかもしれませんが、この訓練のおかげで数値がだいぶ良くなりました。
看護学校の先生のアドバイスのもとですが、自分で考えてご利用者様に喜んでいただける、この体験に「やりがい」を感じ、訪問看護師を目指すきっかけとなりました。

病院で学んだ経験を活かして、
いざ、訪問看護の世界へ。

脳神経外科、内科、循環器科で1年7ヶ月の経験を積みました。とても忙しく、大変なことも多くありました。 でも、この体験がなければ訪問看護師として臨機応変に対応できなかったと思います。 「訪問看護ステーションはな」は24時間、365日の対応なので、当番制でオンコール(※1)があります。迅速に 対応することも大切。夜中のコールなので当然、緊急事態です。ご家族の方がパニックになっている場合もあり、 まずは安心してらうことが大事。状態を聞いてなるべく早く訪問することを心掛けています。

※1.急患時の対応役として待機すること。

訪問看護師はひとりで訪問するので「個人プレー」のように思う方もいるかもしれませんが「チームプレー」です。
毎日が勉強で、日々色々な経験をしています。当然わからないこともあります。そんな時は訪問診療の往診の先生、主治医の先生、ケアマネージャーさん、リハビリスタッフさん、そして頼りになる先輩に相談ができます。
特に大きな状態の変化や、自分では解決できないことをひとりで悩まず相談できる方が大勢いるので、「大丈夫だよ」ということを知っていただければと思います。そしてこれからどんどん若い人にも訪問看護師を目指して欲しいと思います。

もっと近くで、もっと長く寄り添えるそれが、訪問看護の良いところです。

もちろん、一番辛い思いをされているのはご利用者様ですが、ご家族の方の悩みを聞くこと、これもご家族と関わる機会が多い訪問看護師にとって、とても大切なことだと思います。
お悩みは多種多様ですが、一番多いお悩みは「介護」。
肉体的、精神的な負担や、どう介護をしていいかわからない。などのお悩みを抱えているご家族が多いです。ご家族の方が、お悩みを抱え込んでしまう場合もあるので、積極的にお声がけするようにしています。例えば、1時間ごとにトイレで起きてしまうなど、ご家族の負担が大きい場合は、レスパイトケア(※2)で一時的に「休憩」をとりませんか、と提案をしたりします。
ひとつひとつ丁寧に、しっかりとコミュニケーションをとることで、利用者様やご家族との距離が縮まってくる。そうやって信頼関係を築いていくことで、安心して任せてもらえるようになる。これが私の理想とする訪問看護の形です。

※2.介護をしている家族などが一時的に介護から解放され、休息をとれるようにする支援のこと。

「ありがとう」があるからまた頑張れる。

実は私、思春期の頃から話すことが苦手になってしまいました。そんな私が訪問看護師を目指して、はなでその職に就くことができました。最初はとても緊張してお宅へ訪問。ご利用者様やご家族との距離が近くて、今までの病院と違い、最初は戸惑いもありました。でも病院では業務的、事務的な対応に疑問を感じていたのも事実。また訪問看護ステーションの先輩がやさしく相談にのっていただいて、安心して訪問先へ向かうことができました。
30分~1時間、じっくりと向き合い、人生の先輩方から聞く色々なお話。聞いているうちに会話を楽しめるようになりました。そしてお話を聞いている時に私の目を見て「ありがとう」の言葉。この言葉がとても幸せな気持ちになります。訪問看護師になってよかった、と思う瞬間です。今ではご年配の方の面白い武勇伝のお話など、会話を楽しんでいます。

1日のスケジュール

08:30

始業、朝礼

ステーションでの朝礼と全体ミーティングでは主に、
管理職の方から前日の情報の共有があります。
企業理念を復唱と「GOOD&NEW」24時間以内にあったいいことや
気づきの「ひとことコメント」を発表します。
これにより、ステーション内のコミュニケーションが円滑になっています。
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1日に6~7軒ぐらい訪問します。訪問先のケア内容は主に、
肺疾患がある方の在宅酸素、心疾患の方の体重や薬の管理、
床ずれの処置、入浴介助、全身清拭、点滴投与管理、
状態観察(服薬管理)など多岐に渡ります。
08:45

訪問看護ステーションを出発

訪問時間に間に合うようにステーションを出発。
小型バイクで訪問先へ向かいます。この日は午前に3軒の訪問があります。
1軒の訪問先では大体、30分〜1時間程滞在します。
12:00

お昼休憩

ステーションに戻る時もありますが、大体は移動の途中でお昼休憩を取ることが多いです。
休憩は訪問時間により調整します。
休憩後、午後1軒目の訪問先へ向かいます。
13:00

午後の訪問

この日の午後は4軒の訪問がありました。

訪問が終了したら、ステーションへ戻ります。
17:00

ステーションヘ

ステーションへ戻って管理職や他のスタッフと情報を共有します。
ご利用者様の状態だけではなくバイクの置き場、お風呂場の広さ、部屋の様子など報告。
カルテの記載など事務処理をおこないます。
17:30

業務終了

業務終了後、スタッフと雑談。この時間が楽しくて好きです。
スタッフ同士の大切なコミュニケーションの場となっています。
MyFutureDream

将来の夢は、

新規事業所を立ち上げることです。

ご利用者様とそのご家族が思う最適な時間や、最期を迎えることができるように関わっていくことが私の訪問看護の理想です。その為に日々、良い方法を模索しています。例えば、今もクラウドでご利用者様の情報や訪問先の地図、主治医の先生、ケアマネージャーさんなどからの情報を共有していますが、緊急時の対応や最後のお看取り方法など、もっと細かく共有できるようにシステムの充実を図りたいです。
そして、いつか「訪問看護ステーションはな」の全国展開に携わったり、新規事業所を立ち上げてみたいです。その為にもっと経験を積んで自分の人間性を高めていきたいです。
株式会社はなは、スタッフや主治医の先生、ケアマネージャーさんと相談しながらご利用者様へ最適な訪問看護を提供できる会社です。そして、自分も成長することができます。これから入社する方、
ぜひ一緒に盛り上げていきましょう!