あなたに寄り
添うケアを

平田 健一 
(ひらた けんいち)

2019年7月入社
訪問介護事業部
介護福祉士 管理者

インタビュー

テレビや新聞で現代社会の介護が抱える問題を見ない日はありません。
そのような状況の中でも、日々、最前線でサービスを提供している
はなの介護福祉士に仕事のやりがいや訪問介護の魅力、
他事業部との連携についてなど様々なことを語ってもらいました。

介護の仕事を選んだきっかけを
お聞かせください。

前職は接客業をしていたのですが、元々人と接する仕事が向いていると考えていたところ、当時私の母が介護の仕事についていて、この仕事を知りました。介護の仕事を知っていくうちに、この仕事は自分の性格に合っているのではないかと思い、学校へ通い資格を取得し従事しました。

取得した資格と資格取得の
エピソードを教えてください。

前職の仕事を辞めてから、ハローワークの職業訓練校で半年間学び、訪問介護員1級(実務者研修)を取得しました。資格取得後、サービス提供責任者として働きながら、介護福祉士を受験し、約13年前に介護福祉士の資格を取得しました。サービス提供責任者として働いているうちに、介護保険制度など介護福祉士の試験に必要な知識を得ることもできました。

様々な介護の仕事がある中で訪問介護を選んだ理由は?

以前は介護老人保健施設で働いていました。経験を積むことはできたのですが、機械的に接していることに疑問を持つようになりました。そのような中で、在宅医療や訪問介護に興味を持ち、ご利用者様との関わり方が自分の目指している所により近いと感じ、訪問介護の道を選びました。

ヘルパーステーションはなに
就職した理由をお聞かせください。

板橋区介護サービス全事業所連絡会(医療、介護、福祉の事業者が集まる会)の役員として入っていた時にはなとつながり、訪問介護の事業を立ち上げる話を聞きました。地域に根付いた事業所であることや今までの自分の経験も活かせ、かつ訪問看護が主体の会社なので、医療的なことも学べると思い、就職を決め実際に事業所の立ち上げから携わりました。

ヘルパーステーションはなにはどのような仕事がありますか?
現在の仕事内容を具体的にお聞かせください。

仕事内容はサービス提供、契約及びアセスメント(※)、担当者会議、サービスの調整及び訪問スケジュール調整、請求業務、営業活動です。具体的には、現場ではご自分で生活することが難しい方の支援をしています。身体保清や食事、移動などの身体介護、掃除・洗濯・買い物・調理など日常生活の環境を整えるための生活支援が中心となります。また、介護保険サービス以外でも障害者総合支援でのサービスや自費のサービスも提供しています。

現在は約120名のご利用者様がいらっしゃいます。私は現場に出つつ、管理業務も行っています。両立させるのが大変な時もありますが、現場を知ることができるのは管理業務の利点にもなっています。

※ご利用者様やご家族が抱える悩みや現状を分析し、それらを解決するためにどのような支援が必要なのかを整理し、ご利用者様にあったケアプランを作成すること。

仕事に対して大切にしている
ことはありますか?

ご利用者様に寄り添ったケアを念頭に置き、安心して在宅生活が送れるよう接しています。また、ケアの内容がその方に合っているのかを精査することも大切にしています。そして、スタッフが働きやすい環境作りや、「ありがとう」という感謝の気持ちを常に持つよう心がけています。

デイサービス・老人ホームなど施設に通所したり、入所する
サービスがある中で、訪問型の介護の良さは何ですか?

1対1でのケアが中心となり、ご利用者様やご家族のお困りごとを直接支援できるところが魅力です。
他の職種と連携しチームで関わることで、安心して在宅生活を継続していただくことが出来るのが
訪問介護サービスの良いところだと思います。

仕事での「やりがい」や「難しさ」を感じることは
どのようなことですか?

ご利用者様の笑顔やご家族の安心した表情を見ることができた時や、施設や病院で最期を迎えるのではなく、一員として在宅で看取ることができた時にやりがいを感じます。一方で、思い通りにサービスが進まず、スタッフの介入が円滑に進まない時や、スタッフそれぞれの能力を判断しながらサービスを調整する時に難しいと感じます。

印象に残っているエピソードは
ありますか?

癌末期のご利用者様の対応をしたときに、ご自宅で最期を迎えたいというご要望に沿って支援をしていました。
支援中に心肺停止となり、看護師と共に看取ることができました。ご家族からも感謝のお言葉を頂きました。
ご利用者様に寄り添って支援できたことが印象に残っています。

check今後の介護における課題

内閣府の「高齢社会白書(平成28年版)」によると、日本の総人口は減少しているにもかかわらず、65歳以上の高齢者は年々増加していて、2025年には人口の約3割、2060年には約4割を65歳以上が占めるという予測がされています。そんな超高齢化が進む中で、介護についての様々な問題もクローズアップされています。
 まず一つは、介護を受けたい人が受けられないと言う現実。民間の有識者会議である「日本創成会議」は、「2025年には全国で約43万人が介護難民になる」との予測を発表しました。その理由として、少子高齢化や介護従事者の人材不足などがあります。また、医療の進歩により日本人の平均寿命が延びたことで、高齢者が高齢者を介護する状態を生み出している「5080問題」や「老老介護」「認認介護」も、現代の日本が直面している深刻な介護問題の一つです。

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このような課題についての考えをお聞かせください。

私たちの現場でも、介護職員不足によりお客様のニーズに添えないことが現実として起きています。はなでも、ご利用者様に対して、スタッフの人数が足りていないのが現状です。介護職員の地位向上、所得の増加が見込めなければ働き手は増えません。また、事務作業が多いことや精神的負担があることも要因と思われます。単に賃金を上げることで解決される問題ではないとも感じます。事務作業の効率化や職場環境の改善を行わないと解決できない複雑な問題だと思います。介護職員不足は今に始まったことではなく、以前から直面している課題です。SNSなどを活用したシステム構築など、新しい取り組みも導入しつつ、担い手を増やさなければ延々と続く問題であると思います。

株式会社はなは、訪問看護、訪問介護、福祉用具、居宅事業、
介護タクシーなど様々な事業を展開していますが、
はなだからこそできる他事業部との連携を教えてください。

他事業部とは、スムーズな流れで連携を行っています。例えば、変化が見られた時は、看護部に報告し連携を取っています。特に医療依存度が高いご利用者様の場合は留意点や疾患を聞き、状態を報告するようにしています。福祉用具なら必要な物品があった場合は随時伝え、導入後はご利用者様の声を直接伝えるようにしています。介護タクシーとは、ヘルパーステーションなど介護の現場に従事している職員が運転手となるため、ご利用者様の顔が分かる介護タクシーとして稼働しております。

職場の雰囲気はいかがですか?

現在、私が勤めているステーションには7名のスタッフがいます。普段は現場に出ているので、
なかなか顔をあわせる時間が少ないのですが、事務所の雰囲気はとても良いと思います。私も管理職として、
スタッフの声を聞くようにしています。
また、情報共有も細かく行うことで、現場での問題をすぐにクリアする様にしています。
レスポンスを早く、即行動することでリスクを減らし、安心して稼働できる職場を目指しています。

長続きの秘訣はありますか?

長続きする秘訣は、忍耐です(笑)。自分の中に溜め込まないことです。
ストレスが溜まったら、普段の生活で発散するようにしています。
あとは、力の入れ所を考えて強弱をつけることですね。

ヘルパーステーションはなに入職を希望する方へ
メッセージをお願いします。

明るく楽しい職場です。悩みや相談、サービスについてはチームで動き、問題解決に努めています。一人で悩まず、抱えず、皆で取り組む事業部になっていますので、皆様をぜひお待ちしています。 開所して約2〜3年と若い事業所です。これから介護のお仕事に携わりたい方、経験がある方など自分が思い描いていることを実現しやすい職場です。一緒に取り組んでいきましょう!